旅と手帳は相性抜群!おすすめの一冊とボールペンを紹介します
文房具屋さん、大好き!
足を踏み入れた瞬間に広がる、あの静かな空間。
そして、綺麗に並べられた、ノート、ペン、ハガキ、レターセット・・・。
いろんな物を心ゆくまで、ゆっくりと見て回るのが好きなんです。
そう、スマホやSNSが流行ってるけど、私はまだまだアナログ人間。
そして旅好き。
今度、南米に3ヶ月旅行に行くんだよなぁ。現地でのスケジュールやお金の管理、どうやってしよう。治安も悪いって聞くしなぁ・・・。
ん?こうなったら手帳だ!手帳を買おう!!
そういうわけで、手帳探しが始まりました。
一体私は、どんな手帳を買い、どのように使い、使った感想はどうだったのでしょうか?
海外旅行に手帳を持って行こうと思った理由
時間を有効に使うため
当たり前っちゃ当たり前だけど、一番の理由はこれ。
3ヶ月に渡る海外旅行では、いろいろ考えることが多いです。
- ビザなしで滞在できるのは何日?
- どのルートで回る?
- 次の街には、何で移動する?それは何時間かかるの?
これらを踏まえて、見どころを回ったり、現地でツアーを組んだりします。
スケジュール管理は旅の要。手帳を使えば、限られた時間を有効に使えると思いました。
お金を有効に使うため
数ヶ月に渡る海外旅行となると、お財布との相談が必要です。
そして、物価も通貨単位も、日本とは全然違うので、金銭感覚が麻痺しがち。
浪費を抑え、行きたい場所に行き、やりたいことをやるために、使ったお金を記録しようと思いました。
自分にとって必要な情報を、すぐに見れるようにするため
旅先で見るガイドブックって、情報が分散してるんです。
- 交通手段
- 宿情報
- 観光情報
- グルメ情報
- 地図
それぞれが別のページに書いてあるから、必要なとこに付箋を貼って、あっちのページ、こっちのページって、行ったり来たりする。これが面倒で仕方なかった。
ガイドブックの地図に色々書き込むという手もあるけど、ごちゃごちゃして見づらいし、ペンによっては、インクがなかなか乾かなかったり・・・
地図に載ってない場所に行きたい時なんかは、完全にアウト。
でも、
- 1枚の紙に地図を書き、自分にとって必要な情報だけを書き込む。
- その紙を持ち歩く。
この2ステップで、欲しい情報をサッと見ることができると思いました。
とは言っても、何枚もの紙を持っていくのは大変。
ノートでも代用できるけど、日付の入った手帳を使えば、
- 必要な情報を一つの紙面にまとめることができる
- スケジュールを見ながら行動できる
- その日に使ったお金のメモも一緒にできる
これは一石三鳥だ!と思ったのです。笑
防犯対策
はっきり言って、スケジュールやお金を管理したり、必要な情報をサクサク見るなんて、スマホやタブレット1台で出来ちゃうと思う。
でも、治安の悪い海外、特に南米では、路上や人前で、なるべく電子機器を出したくなかったのです。
1日1ページ手帳を4つのメーカーで比較してみた
1日に必要な情報を1ページにまとめるには、十分なスペースが必要。
→ 1日で1ページ使えるタイプの手帳にしよう!と思いました。
そして、
- たくさん書き込めて携帯しやすいこと
- 用紙が無地に近いこと
を基準に、4つのメーカーで評価してみました。
その結果がこちら!
サイズと重さ、価格は、各社HPの情報を元に記載してあります。
「1.たくさん書き込めて携帯しやすい」は分かるけど、なぜ、「2.用紙が無地に近いこと」が基準なのか?
それは、
- 罫線に囚われずにガンガン書き込みたかったから。
- 無地に近いほうが地図を書きやすいし、見やすいと思ったから。
罫線があるだけで、それに沿って書かなきゃいけない、みたいに、私は感じてしまうんです。
8冊を比較した結果、『MARK’S』の『エディット(EDiT)B6変形』に決定です!!
EDiT(エディット)の購入
買う時に気をつけたいこと
1月始まりと4月始まりがある
使い始める時期に合った方を買いましょう!
手帳カバーは必要?
この手帳は、本体(リフィル)に、自分の好きな手帳カバー(リフィルとは別売)を選び、組み合わせて使えるのが特徴です。
でもぶっちゃけ、手帳カバーはなくても使えます。私は、手帳カバーなしで使ってました。
でも、リフィルの表紙は、裏表紙も背表紙も含め、ぜーんぶ真っ白。
汚れが気になったり、お気に入りのデザインにしたい人は、カバーを使ったらいいと思う。これはお好みで大丈夫です。
使い方その1.)マンスリーページ編
開くとこんな感じ。
使われている色は、グレーと赤だけ。シンプルでとっても見やすいです。
一日分のマス目も大きく、たくさん書き込むことができます。
ルートを考える時に。
いつ、どこで、何をするか?
旅先では、常にこの3つがセットです。そして、これをいくつも繋げたものが、旅のルートと言えます。
私の場合、「この日、この場所で、これをしたい!」というのを、一番先に書き込んでました。
そして、それに向けて、飛行機やバス、宿を予約する。予約が確定したら、忘れないようにすぐ記入。
あとは、空白の時間をどう使うかを考えて、
- 面白そうなツアーがあれば参加したり
- その時に滞在している街を拠点にちょっと遠出したり
- ビザが必要なら、入国に間に合うように手配したり
していました。
「いつ、どこで、何をするか?」を考えるとき、つまりルートを考えるときは、地図と一緒に、常にこのページを見ていました。
そして、「行きたい」「やりたい」と思ったら、
- まず手帳に書き込む
- 必要なことを、実際の行動に移す
この繰り返しで、ほとんどの希望が叶いました。
クレジットカードの締め日と引き落とし日を書いておく
海外ではクレジットカードをよく使うので、締め日と引き落とし日を常に意識してました。
特に、キャッシングで現地通貨を調達する時。
引き出す日にちによって請求される利子が変わるので、締め日がいつかを、すぐに確認できるようにしてました。
使い方その2.)1日ページ編
こっちも、使われている色は、グレーと赤だけ。
お気に入りポイントは4つ。
- ミニカレンダー:マンスリーページを見るほどではない時、すごく便利。
- 天気・気温がメモできる
- 24時間対応の時間軸:朝早くから夜遅くまでに対応可。
- フリースペース: ToDoリストや、一言日記に。
実際に私がどうやって使ったか、紹介します。
移動日)自分が乗る飛行機やバスの時間を書いておく
予約が確定した時点で、時間軸を使って、こんな風に書いてました。
24時間対応なので、深夜発→早朝着なんていう時は、こんな感じに使ってました。
現地で観光する時)必要な情報だけを記入しておく
この使い方をするときは、時間軸は無視!
地図を手書きして、行きたい場所を書き込んでました。
ほとんど無地に近く、紙自体も白。自分で書いた地図や文字が見やすいです。
正直、ガイドブックには、自分にはいらない情報も載っています。でもこのように、必要な情報だけピックアップして書いておけば、その日一日の行動には事足りるのです。
そして、観光しながら気づいたことをどんどん書き込んでいきます。
すると、行動記録を兼ねた、自分だけのガイドブックが出来上がり!!
あと、地図を手書きすると、意外な効果があるんです。
それは、自然と道順を覚えてしまうこと。
とっても方向音痴な私ですが、この方法を取ることで、今回の旅行では迷子になることが少なかったです。(とは言っても、ゼロではなかった。笑)
家計簿として。
使ったお金を忘れないうちにメモして、一日の終わりに「今日はいくら使ったか」を計算していました。
何月何日に、いくら使ったかが一目で分かります。
海外ではいろんな通貨を使うので、通貨ごとにメモしてました。
毎月の1日ページが始まる前には、こんなページもあります。
- 左側:毎月の目標や、やりたいことリスト、出費の記録
- 右側:フリースペース
私は、クレジットカードの利用記録は、ここにまとめて書いていました。
日記として。
日記と言っても、そんな堅苦しいものじゃないよ。
ふと思ったことや気づいたことを、その場でメモしたり、天気なんかを書いてただけ。
でも、たったそれだけでも、帰国した今、ページを開いて、そこに書かれている自分の字を見ると、鮮明にその日のことを思い出すことができるんです。
旅先で出会った人と。
「日本に帰ったらメールするね」「写真送るね」
そんな時、私は、手帳に名前と連絡先を書いてもらうようにしていました。
スマホに直接入力してもらうこともできるけど、本人の手書きの文字が残るって、出合った証みたいでなんか嬉しいんです。
あと、外国人の名前って、難しいんだよね。
後で見返しても、男か女かさえも思い出せなかったり。笑
でも、日付の入ったページに名前が書いてあると、「あの日あの場所で会った、あの人だ」って、はっきりと思い出せるんです。
筆談用に。
南米ではほとんど使わなかったけど、筆談が超・有効な国があります。
それは、中国。
漢字と、それだけで通じなかったら、絵や図を添えれば、驚くほど簡単にコミュニケーションが取れてしまうんです。
前に中国に行った時は、手帳を持っていかなかったけど、「日付の入ったページに、あの会話が残っていたら・・・」と思うと、「手帳、もってけばよかったー!」と思います。
秘境に行く時に。
数ヶ月単位の旅行を考えている、そこのあなた。
もしかすると、旅の途中で、「ガイドブックには載ってないけど行ってみたい!」なんていう場所が出てくるかもしれませんよ??
そして、宿で一日中、ネットサーフィンして、情報収集。
でも、自分が行きたいルートと全く同じように旅をしたっていう話が、なかなか見つからない・・・。
そんな時は、いくつかの情報をつなぎ合わせるしか方法はないです。
- この旅行記は、AからBまで行く方法が書いてある
- こっちの旅行記には、BからCまで行く方法・・・
- あっちの旅行記には、CからD・・・
これらの情報を、スクリーンショットして取っておくのもアリだけど、必要になった時、大量の写真から、欲しいものを探し出すのって、かなり大変。
そして旅行記にも、自分にとって必要な情報と、そうでない情報が載っています。ガイドブックと同じです。
これだ!と思う情報に出会ったら、その場ですぐ、必要な部分を、自分の言葉で分かりやすくメモする。必要なら、簡単な地図や図も書く。
これを繰り返せば、自分にとって必要なところだけをつなぎ合わせた情報が、手帳に残ります。
見たいときにすぐ見れて、頭もスッキリ。
私はこの方法で、ブラジルからペルーまで、アマゾン川をゆく船で抜けました。
行く前に、必死になって集めた情報のメモがこちら。
走り書きでちょっと恥ずかしいですが(笑)、頭を整理することができました。
秘境好きのバックパッカーにこそ、手帳はとってもオススメです。
スタンプを押したり、チケットを貼る
私は文字が大好きなので、このようにびっしりと字で埋めつくしていましたが、笑
糊を持っていって、チケットを貼ったり、記念スタンプが置いてある場所でスタンプを押したりしても楽しいよね!
旅で手帳を使ってよかったこと4つ
1.自分のやりたいことができ、満足のいく旅ができた
「あそこに行って、あれをしたい!!」
- そのためにはどうする?
- お金はどれくらいかかる?
- 予算はどうする?
とにかく考えることが多かったけど、手帳に書き込むことで頭が整理され、どうしたらいいかが分かりました。
そして、実際に行動に移すことで、自分がやりたいことをやることができ、満足度の高い旅になりました。
2.安全に快適に街歩きできた
ガイドブックのページを、あっちこっち探し回るストレスから解放された。これも大きい。
あと、スマホやタブレットを路上で出さないことで、防犯にもなってたと思います。
3.現地の人と仲良くなるきっかけになった
ひらがな、カタカナ、漢字。
この3つが入り混じった日本語って、外国人にとっては、すごい珍しいみたいなんです。
ちょっとメモしようと手帳を広げて、サラサラッと書いてたら、興味を持たれたことが何度かありました。
「写真撮らせて」なんて言って、写真を撮られたことも・・・。
私が書いた日本語の文字を、ですよ!!
旅の醍醐味は、人との出会い。
文字を書いているだけで、興味を持ってもらえる。それをきっかけに、仲良くなれる。
これってすごいことだよな、って思いました。
4.思い出が蘇る
帰国した今でも、ページをめくるだけで、記憶がありありと蘇ります。
- 何気なく書いた自分の言葉
- 出会った人に書いてもらった名前
- その日の天気や、手書きの地図、何を買って、何を食べたか etc…
旅の思い出がギュッと詰まった手帳は、どんなお土産よりも一生の宝物です!!
超書きやすくてオススメのボールペンはこれ!
手帳と一緒に、書きやすいペンも探している・・・
そんなあなたに、私の愛用のボールペン、『PILOT』の『ハイテックCコレト(HI-TEC-C COLET)』を紹介します。
多色ボールペンで色分けして書くことで、見やすいページにすることができますよ!
ハイテックCコレトのいいところ
その1.)好きな色を好きなだけ選んで組み合わせられる
このボールペンは、ボディ(本体)とリフィル(インク)を組み合わせて使うんです。
ボディは2〜5色用から選べて、リフィルはなんと、全15色!!
何をどう組み合わせよう・・・。
もう、ワクワクしちゃいますよね。
リフィルの太さは3種類あって、0.3mm、0.4mm、0.5mmから選べます。
これで、自分好みの1本が出来上がり!
その2.)シャープペンと消しゴムも組み合わせられる
さらに、「シャープユニット」「消しゴムユニット」と呼ばれる専用ユニットもあって、ボールペンとしてだけではなく、シャープペンとして使ったり、一緒に消しゴムをセットすることもできるんです。
私はこれは使わなかったけど、使い方次第では、とっても便利だと思う。
同じようなボールペンは三菱からも出てるけど、書き心地は断然、こっちの方が上。
インクが玉になることが一切なく、サラサラ〜と書くことができる。初めて使った時、あまりのなめらかさに感動しました。
書いててストレスがないのは、大切なポイントだと思う。
ちなみに私は、一番細い0.3mmを使ってた。細かい地図を書くとき、すごく書きやすかったよ。
もう他のボールペンは使えない!っていうくらい、大のお気に入りです。
使う時に気をつけたいこと
それは、水性ということ。
もし、海外からハガキを出したい、なんていう時は、これとは別に、油性のボールペンも持って行って、それで書くことをオススメします。
雨で宛先が滲んで、届かなかった・・・。
そんな悲しいことは避けたいですね。
まとめ
手帳は、旅の最高の相棒です。
「人に見せられるような、素敵なページを作ろう!」
こんなことは思わなくて大丈夫。
その時その時、何気なく書き込んだものが、後になって見てみると宝物になっています。
僕たちは、人生というストーリーを編集しながら生きている。
感じたこと、経験したこと、夢見たこと……。
それらを集めて、人生を編んでいく。
編集=エディット。
人生を抱きしめ、創造し、挑戦して、自らの時間を刻んでいくことを知ると、あとには戻れない。
書いて、書き直して、すすめ。
EDiT NEW LiFE.
『エディット(EDiT)B6変形』に付いてきたメッセージカードから引用
販売元:株式会社マークス
是非、あなただけの旅の思い出を、手帳に刻んでくださいね。