ヴィパッサナー瞑想体験記【千葉】申し込みから延べ12日間の過ごし方まで、徹底解説!
インドやネパール、東南アジアを旅する人の間で、密かに人気のヴィパッサナー瞑想。興味はあるけれど、どうやって申し込んだらいいの?どんなことするの?実際やってみてどうだった?
いろいろ気になりますよね。
分かります、分かります。私もそうでした。
最初は、インドを旅行しながら参加しよう、と思ってたんだけど、日本にも瞑想センターがあることを知り、日本の方が言葉が通じるし、施設も清潔だろう、という不純な動機?で、まずは千葉で10日間合宿コースに参加しました。
結論から言うと、すごく良かった!そして初めての瞑想を、日本で受けて本当に良かったと思います。
ここでは私の実体験を踏まえ、申し込み方法、センターへの行き方、延べ12日間に渡るコース全体の流れと、個人的な感想をお伝えします。
ヴィパッサナー瞑想とは
旅の途中のアクティビティの一つ、みたいな感覚で、興味本位で参加したのですが、深い歴史のある瞑想法であることを後から知りました。
ヴィパッサナー (Vipassana) は、物事をありのままに見る、という意味です。インドの最も古い瞑想法のひとつで、2500 年以上前にゴーダマ・ブッダによって再発見され、普遍的な問題を解決する普遍的な治療法、 生きる技として、多くの人に伝えられました。 宗教とはかかわりをもたないこの技は、あらゆる心の汚濁を取り除き、解脱という究極の幸福を目指しています。
まず心を集中させるために、自然な呼吸を観察することから始めます。そして研ぎ澄まされた心で、精神と肉体が常に変化しているというその性質を観察し、無常、苦しみ、そして無我という普遍的な真実を体験を通して学んでいきます。
日本ヴィパッサナー協会HPより抜粋
合宿で行うことは、「目を閉じて座り、自分に起こっていることをただひたすらありのままに観察する」、それだけです。
10日間の間、朝から晩まで、一切のコミュニケーションは禁じられます。誰とも話さず、目も合わせず、ボディーランゲージもしてはいけません。瞑想以外の、ご飯を食べる時も、休憩時間も、です。これは、「聖なる沈黙」と呼ばれます。
スマホ、ミュージックプレーヤー、カメラなどの、すべての電子機器の使用は禁止、読書やメモ書きも禁止です。
もちろん、お酒、タバコは禁止です。
と言うことは・・・
そう、ただただ、自分と向き合うのです。
ブッダの時代から現代まで、途切れることなく、指導者から指導者へとヴィパッサナーは受け継がれてきました。古代インドより伝わったこの技の現代の指導者は、ビルマ(ミャンマー)で生まれ育った S.N. ゴエンカ氏です。ミャンマー在住中、政府高官であったサヤジ・ウ・バ・キン氏から、ヴィパッサナーを学ぶ機会に恵まれ、ウ・バ・キン氏より 14 年間の指導を受けた後、インドに移住し、1969 年よりヴィパッサナーの指導を始めました。ヴィパッサナー・コースへの需要の高まりを受けて、ゴエンカ氏は、1982 年よりアシスタント指導者の任命を始めました。
日本ヴィパッサナー協会HPより抜粋
*指導者S.N.ゴエンカ氏は、2013年に亡くなっています。
瞑想に入ってから数分間、ゴエンカ氏による英語の指導テープが流れ、続いてその日本語訳が流れます。瞑想は、その説明を聞いて行います。
ゴエンカ氏のアシスタント指導者もコース中、一緒に瞑想します。お昼と夜に質問タイムが設けられるので、分からないことはそこで質問できます。
日程と申し込み方法
参加するのに必要な日数は?
10日間の合宿なんだから、10日あればいいんでしょ?と考えているそこのあなた。
いえいえ、違うんです。
一度瞑想に参加して、「古い生徒」になれば、一日瞑想会や三日間コースにも参加できますが、初めて参加する場合には10日間コースしか申し込めず、そのためには12日が必要です。
具体的には、
- 1日目の17時にはセンターに到着し、受付を済ませ、オリエンテーションを受けた後、早速20時から瞑想スタート。
- 2日目〜11日目の10日間は、朝から晩まで瞑想。
- 12日目の朝も瞑想。7時から朝食、その後、掃除をして9時頃解散。
という流れでした。
用事があるからと言って、途中で抜けることはできず、完全に終了するまで、センターで過ごさなければなりません。
日程を確認して、申し込もう!
日本ヴィパッサナー協会 千葉 ダンマーディッチャのHPから、コースの日程が確認できます。
このような画面が出てくるので、
参加したい日程を選び、一番左の、申し込み* をクリックします。
すると、「申込書」が出てくるので、必要事項を入力していきます。
画面の指示に従い全て入力し、申し込みが完了すると、センターからメールが届きます。
キャンセル待ちの場合は?
人気があるせいか、すぐに定員(2017年10月時点では女性32名、男性32名)に達してしまうようです。でもちょっと待って!諦めるにはまだ早い!キャンセル待ちでも申し込みはできるのです。
かく言う私も、キャンセル待ちで申し込んで、空席が出て参加することができたし、他にもキャンセル待ちで参加できたという人はいます。
時間に余裕のある方、このタイミングで是非!と思う方は、諦めずに申し込みましょう。
確実に参加したい場合は?
とは言っても、キャンセル待ちでは自分の予定が立てられなくて困る、という人もいますよね。そういう場合は、まだ受付が始まっていないコースから都合の良い日程を見つけておき、そのコースの受付が開始されたらすぐに申し込むと良いでしょう。
例えば、下の図の赤枠で囲ったコースに参加したいとします。
こちらは、「申し込み受付処理開始 10/29」となっており、10/29午前0時になったら申し込みができるようになります。前日の夜からスタンバイしておき、午前0時を過ぎたらすぐに申し込みましょう。
同じ瞑想センターは、京都にもあるよ!
実はこのヴィパッサナー瞑想センター、日本では千葉の他にもう一つ、京都にもあるのです。
なので、千葉の日程が合わない場合は、京都の日程も調べてみるといいかもしれません。
センターへの行き方(平日の場合)
ここでは、私が実際に合宿したセンター「千葉 ダンマーディッチャ」への行き方を紹介します。
JR外房線 茂原駅へ
最寄駅は、JR外房線の茂原(もばら)駅です。東京駅から約1時間半です。
茂原駅からバスに乗車
駅改札を出て左側のバスターミナル3番乗り場から、小湊鉄道バスに乗車します。
乗客はこれから瞑想に行く人ばかり、みんな大荷物で、通路までギュウギュウ詰めでした。
睦沢中央公民館からセンターへ
バスに揺られること27分、睦沢中央公民館で下車します。運賃は460円でした(2017年10月時点)。
このバス停に、センターから迎えの車(無料)が来てくれます。
バスから降りた大量の参加者を、一度に乗せることはさすがに出来ないので、2台の車で何度か往復していました。
そしてお迎えの車に乗って約5分、合宿センター「千葉 ダンマーディッチャ」に到着です。
センターには、14時から17時の間に着くよう指示されます。
私は、茂原駅15時30分発のバスに乗り、16時20分頃センターに到着しました。
<注意点>
平日と土日祭日で、茂原駅から乗るバスが異なります。参加が確定すると、メールで案内が来るので、その通りに行けば大丈夫です。
センターに到着したら
まずは受付です。
コース登録用紙に必要事項を記入し、署名します。簡単にいうと、「私はコースの内容を理解し、期間中決まりを守り、コース終了までセンターで過ごすことを約束します」という誓約書です。
そして、以下のものを持参していれば、受付で預けます。
<受付で預けるもの>
- 貴重品(お金)
- すべての電子機器
- 本、筆記用具
- 楽器
- 宗教的なアイテム(数珠、十字架など)
- タバコ
- お酒、麻薬
専用の袋があるので、それに入れて、受付で預けます。
署名入りの誓約書を提出し、貴重品類を預けたら、宿泊棟とベッド番号が割り振られます。荷物を持って自分のベッドへ向かい、持参したシーツと掛け布団カバー、枕カバーをセットします。
その後は、
- 18時から夕食
- 19時からオリエンテーション
- 20時からコース開始
となります。
この20時のコースが始まったら、もう一切のコミュニケーションは出来ません。聖なる沈黙のスタートです。
*困ったことや相談、質問があれば、コースマネージャーとアシスタント指導者とは話すことが出来ます。
どんな生活をするの?
翌日からは、以下の時間割に従って、本格的な瞑想が始まります。
4:00 | 起床 |
4:30~6:30 | ホールまたは自分の部屋で瞑想 |
6:30~8:00 | 朝食と休憩
*朝食は6:30〜7:15まで |
8:00~9:00 | ホールにてグループ瞑想 |
9:00~11:00 | ホールまたは自分の部屋で瞑想 |
11:00~13:00 | 昼食と休憩
*昼食は11:00〜11:45まで *12:00からは、アシスタント指導者へ質問が出来ます |
13:00~14:30 | ホールまたは自分の部屋で瞑想 |
14:30~15:30 | ホールにてグループ瞑想 |
15:30~17:00 | ホールまたは自分の部屋で瞑想 |
17:00~18:00 | ティータイム
*食堂利用は17:00〜17:30 |
18:00~19:00 | ホールにてグループ瞑想 |
19:00~21:00 | ホールにて講話の後、瞑想 |
21:00~21:30 | ホールにて質問 |
21:30 | 就寝 |
何時間瞑想するの?
一日、約10時間の瞑想です。
瞑想と瞑想の間には、5〜10分の休憩が入るので、そこでトイレに行ったり、水やお茶を飲むことが出来ます。
どんなところで寝泊まりするの?
初めて参加する人は、基本的にドミトリー(相部屋)です。ベッドは18個あります。ベッドとベッドの間隔は、人一人が通れるくらい。とても綺麗で、快適に過ごせました。
二回目以降の参加者は、個室でした。最終日の掃除で中に入りましたが、14部屋あり、こちらもとても綺麗でした。
トイレとお風呂はどうだった?
トイレは洋式が7つあり、うち4つは暖房便座でした。清潔です。
お風呂は、4:00〜21:30の間の、瞑想以外の時間で入ります。
シャワー室が3つ(湯船はない)ありました。清潔で、お湯もちゃんと出ます。それぞれのシャワー室前に貼ってある予約表に、あらかじめ名前を記入して入ります。一人当たりの持ち時間は20分でした。
服と靴を脱いで、体を洗って、拭いて、また服を着て、靴を履いて出る、それで20分です。普段から長風呂派の私には、忙しかったです。笑
洗濯はできるの?
瞑想以外の時間にできます。手洗いをして、脱水機で脱水が出来ます。ハンガー、物干し竿もありました。
食事はどうだった?
菜食料理で、お肉、魚は出ません。自分で食べたいものを取り、使った食器は自分で洗います。
決められた時間内にすべてを済ませるのですが、決して広くはない食堂に、一気に30人弱が集まるので、こちらも忙しかったです。
このようにして10日間過ごします。
そして、10日目(センターに到着した日を0日目とした場合)の午前中で聖なる沈黙は終了、それ以降は、話をすることが出来ます。
これは、一般社会から離れて瞑想していた人が、いきなり世間に出ていくのではなく、まずは一緒に瞑想した仲間と話すことで、世間に戻っていくための準備をするという意味があるのだそうです。瞑想が終わったみんなの顔は、輝いていました。
このお陰かどうか、瞑想を終えてから、何の違和感もなく日常に戻ることが出来ました。
ちなみにこのコースでは、生活の一切が男女別です。宿泊棟、トイレ・シャワー棟が別々なのはもちろん、瞑想ホールと食堂は同じ建物を使うものの、入口は男女別、中も男性エリアと女性エリアに分かれていました。
最終日の過ごし方と帰りの交通手段
スケジュール
最終日は、こんな感じでした。
4:00 | 起床 |
4:30〜6:30 | ホールにて講話の後、グループ瞑想 |
6:30〜7:00 | 自分の使った布団の片付けと、荷物の整理 |
7:00 | 朝食 |
7:30過ぎ | 掃除 |
遠方から来ていて飛行機の時間がある、という理由で、朝食を食べずに帰る人もいました。瞑想までは絶対に参加しなくちゃいけないけど、その後については、要相談のようです。
帰りの交通手段
希望者は、最寄りのバス停まで、センターの車で送ってもらうことができます(無料、センターを9:10に出発)。最寄りのバス停は、平日だと「睦沢中央公民館」、土日祭日だと「工業団地入口」になります。そこからバスに乗り、茂原駅まで行きます。
センターと提携しているタクシー会社もあります。茂原駅まで3300円(定額)、所要時間は20分前後です。私はこちらを利用しました。メンバーを見つけて4人で割り勘、一人825円で、直接茂原駅まで行きました。
感想
参加して本当に良かった!の一言です。
もちろん、大変なこともありました。いや、大変なことの方が多かった。
一日10時間も同じ姿勢で座り続けるなんて、肩は凝るし、足腰は痛くなるし、もうほんとに辛かった。普段からゴロゴロするのが大好きな私にとっては、拷問レベルですよ、拷問レベル!
自分と向き合う、というと、何となくかっこいいけど、それってこんなにも辛いのか!と思い知りました。
そして、この瞑想でやることは、「呼吸や体の感覚に意識を向けることで、過去や未来に意識を飛ばさず、今ここにいる。」ということ。
そのためには、本当は、余計なこと考えちゃいけないんだろうけど、「あー、辛いよー。でも、こんな整った環境で、こんなにも自分と向き合える時間が持てるなんて、なんて私は幸せなんだろう。」と、自分の幸せを噛みしめました。
人生で、ここまで自分と向き合ったのは初めてです。
外界との接触を断ち、ただひたすら一人になって感じたこと。
それは、今ここで肉体を持って生きていることのありがたさです。
体があるからこそ、感じることができる。自分にとっていいことも、悪いことも、身をもって感じることができるって、なんて素晴らしいんだろう。生きていることへの感謝が湧きました。
今という一瞬は、今しかない。もう二度と、同じ瞬間は味わえない。
どう生きるかはすべて自分次第。どんなことも、人のせいなんかじゃない。
これまでは、強い人になりたい、と思う一方で、本当の強さって何だろう?って思ってました。今回、この瞑想に参加して、その答えが見つかったような気がします。
本当の強さって、どんな時も明るく笑顔で、気丈に振る舞えることではなく、何があっても、どんな時も、心の奥底で平静さを保っていられることなのではないだろうか?
人間だから、いつも笑顔でいられるわけじゃない、例えどんなに腹が立っても、悲しくても、それとは別に、腹が立ったり、悲しんでいる自分に気づいていられることなのでは、って思いました。
そして、今まで頭で考えてばかりで、感覚を使ってこなかった自分に気がつきました。これからは感じることを大切に、一瞬一瞬を味わって生きていきたいです。
合宿中、あれだけ辛い、辛いと感じてたはずなのに、また機会があったら参加したい、と思っている自分がいます。笑
本当に不思議ですが、それだけ素晴らしい体験でした。
興味があって時間も取れそう、という方は、是非一度、この機会に参加することをおすすめします!
気になる費用は?
実はこの合宿コース、決まった金額の費用は請求されません。
じゃあ、どうやって運営しているの?というと、経費はすべて、寄付でまかなわれています。
アシスタント指導者も報酬を受けてないし、運営メンバーも全員、「奉仕者」というボランティアで参加しているとのこと。
バス停からセンターまで無料で送迎してくれるのも奉仕者だし、食事を作ってくれるのも奉仕者です。
コースが終了したら、「他の人たちにもこの機会が与えられますように」という意味で、寄付をすることができます。金額の大小で咎められることはありませんでした。
コースを振り返って、できる範囲内で、自分の気持ちをお金で表せば大丈夫です。
インドでの参加を考えているあなたへ
あ、自分がインドでやってみたいからインドって言っただけで、インド以外でも当てはまる話です。笑
ここから先は、旅をしながら参加してみたいけれど、英語に多少なりとも不安のある人向けになります。
英語力に自信がある、または、そもそも海外での参加を考えていない人は、読み飛ばしてもらって構いません。
まず最初は、日本がおすすめ。なぜなら日本語で理解できるから。
インドやアジアに数多くのセンターがある、このヴィパッサナー瞑想。旅の途中でやったら、一生の思い出になりますよね。私も最初、インドでやってみよう、と思っていました。
ただし、初めて参加する人で、日本で時間が取れるのであれば、まず最初は日本で参加することをおすすめします。
理由は、日本語で説明を聞いた方がより深く理解できるから。
瞑想のやり方は、英語で説明される
瞑想のやり方は、ゴエンカ氏の話す英語で説明されます。これは世界共通。ただ、この英語が難しかった。使われる単語が、耳慣れないものばかり。この説明が分からないと、正しい方法で瞑想できません。その点、日本だと、英語の後に日本語訳が入るので、心配はいりません。
どんな英語か、興味のある人は、こちらのページの動画から、ゴエンカ氏の話す英語が聞けます。瞑想のやり方は、2分17秒から4分48秒で説明しています。
いかがでしょうか?これはダイジェスト版ですが、実際には、もっと詳しく、いろいろな単語を使って、詳細に説明されます。
そして、合宿での説明は、瞑想中、ということを意識してか、この動画よりゆっくり話すんだけど、独特の口調、イントネーションでした。私はこれも聞きづらかった。
英語でのコミュニケーションは必須
また、瞑想中に、アシスタント指導者から呼ばれて、「瞑想できてますか?どんな感じですか?」と聞かれます。全員です。そのやり取りも、海外だと英語になるはず。日本だから日本語だったけれど、もしあのやり取りを英語でするとなると、自分なら大変だったろうなぁ、と思います。
お昼と夜の質問タイムもしかり。分からないことをアシスタント指導者に質問できるんだけど、英語ができないばっかりに、せっかくの質問のチャンスを逃すのはもったいない。
初めてのヴィパッサナー瞑想を海外で受けた人の感想
実際に、海外で初めてヴィパッサナー瞑想をして、その後、日本で再び参加したという人が2人いました。
そして2人とも、「旅中は、自分が分かる範囲の英語を聞き取って瞑想してたんだけど、今思うと、あれでは全然できてなかった。実際に日本語の説明を聞いて、「そうだったのかー」と思うことがたくさんあった。最初に日本で受けるのは正解だと思うよ。」と話してくれました。
出国前や、帰国してから家に帰る途中で瞑想するのも一つの方法
成田空港から茂原駅まで、乗り継ぎの一例を挙げると、
- 所要時間:1時間53分
- 料金:1,320円
- 乗り換え:1回
ですし、
画像:駅探 検索結果(2018月1月)
羽田空港国際線ターミナルからだと、
- 所要時間:2時間0分
- 料金:1,900円
- 乗り換え:2回
です。
画像:駅探 検索結果(2018月1月)
長期で海外を旅するバックパッカーの場合、コースの予約と、飛行機のチケットが上手く取れれば、出国前や、帰国して家に帰る途中に瞑想するというのも手ではないでしょうか??
とは言っても、もう旅に出ちゃった!せっかくだから本場インドで体験したい!というあなたへ
海外の大きなセンターには、日本語訳のテープがあるという話を聞きます。
その場合は、注意点が一つ。
夜19:00からの講話は、日本語訳の入ったテープで聞けるセンターがあるようですが、瞑想中のゴエンカ氏による英語の説明の後にも、日本語訳が入るかどうか?
ここを、申し込む前に確認することをおすすめします。
講話で話されるのは、仏教・ヴィパッサナー瞑想の歴史、ブッダの教え、この瞑想をどう実生活に活かすか、といった、知識的な話です。
繰り返しになりますが、どうやって瞑想するか、という具体的な方法は、瞑想中にゴエンカ氏が英語で説明します。ここがちゃんと聞き取れないと、正しく瞑想法を理解するのは厳しいです。少なくとも私はそうでした。
旅の途中で瞑想したい!でもやり方もちゃんと理解したい!という方は、申し込む前に上記の点をしっかり確認しましょう。
*日本語訳の説明の有無は、上記リンクからは分かりません。直接センターに問い合わせる必要があります。
一度、瞑想法を理解しちゃえば、あとは世界共通。今度は、本場インドでやってみようと思っています!
次の記事では、ヴィパッサナー瞑想の持ち物について紹介します。